Kevin Ayers
 (Vocal,Guitar)
Wilde Flowers, Soft Machine

俺達はそれほど上手くなかったし、あまりにも白人だった。だから自分達なりにため込んだネタを元にして、オリジナルの白人音楽をでっち上げたんだ。なんだか妙なものになったけどね。俺達がやったことは常にエキサイティングだった。時として音楽がひとりでに生まれるような感じだった。これを俺はソフトマシーンでしか体験したことがない―――俺はあの時以来、表現の自由を持ったことはないよ。自分達の方が客よりも楽しんでたんじゃないかな。ソフトマシーンには”てやんでぇ”的な精神があった。客をバカにしてたわけじゃないけど、気に入ってもらえなくても別に構わなかった。ロバートワイアットは客の受けをもっと意識してたみたいだけど。