１９９９年３月、１２曲入りのデモＭＤを数十のレコード会社に送ってみたところ、好感触を持っていただいたセンチュリーレコードより、オムニバスアルバム（センチュリーレコード株式会社 ブラッドローズ・レーベル）に参加してみないかとの声がかかり、２００枚の手売りノルマの条件をもろともせずこれを快諾、２０００年４月１９日発売の２枚組、３０のアマチュアバンドを集めたコンピレーションアルバムに１曲収録されることとなり、ユニット名をaltcolorとし、その曲のレコーディングを１９９９年７月より開始し、またその頃手に入れた高性能パソコンでレコーディングからミックスダウンまで行い、１０月無事終了、あとは多少なりとも宣伝活動をと思い立ち、ホームページ公開を試みるも、なかなかカウンターの数字が増えずヤキモキするばかりで、ここは地道に地元長崎で活動を、と、そうこうしているうち２０００年５月に渋谷で初ライブをやることとなり、音楽的にもう少し幅を広げようと以前から独りストリートライブをやっていた小島を新メンバーとして加え、３人で活動を開始、５月のライブに挑むが練習不足か、練習のやりすぎか、皆揃ってライブの経験不足を露呈し、緊張するわ弦は切るわの大騒ぎで、終わってみればいい経験でしたの一言しか出ず自己嫌悪に陥り、いち早く小島がaltcolor脱退を表明、バンドとして３人でやっていくことに限界を感じた木谷と田中もこれをしぶしぶ承諾、しかしただでは起きない田中は、３人でレーベルを発足し（その名もfracture records）その中の１アーティストとして共に活動していこうと小島に打診、ライブ活動を共にやっていくうち小島のファンクラブ会長であった森下もfracture recordsに引き込み、音楽的にもさることながらイベントものの実行力にも大きな才能を発揮し、それぞれのアーティストとしても、自主レーベルfracture recordsとしても大いなる飛躍が期待される。

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